ケアマネジャー(介護支援専門員) 過去問
令和7年度(第28回)
問42 (保健医療サービスの知識等 問17)

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問題

ケアマネジャー(介護支援専門員)試験 令和7年度(第28回) 問42(保健医療サービスの知識等 問17) (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。
  • 胃ろうから薬剤を注入する際には、錠剤であれば、粉砕や微温湯での溶解をしてよいか確認する。
  • 薬の副作用によるふらつきで、転倒を起こすことがある。
  • 介護職員は、服薬介助を行ってはならない。
  • 服薬の状況について、お薬手帳により、処方情報を適切に共有することが重要である。
  • 高齢者は腎機能が低下しているため、薬の副作用が減弱することが多い。

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この過去問の解説 (3件)

01

選択肢を細かくみていきましょう

選択肢1. 胃ろうから薬剤を注入する際には、錠剤であれば、粉砕や微温湯での溶解をしてよいか確認する。

設問のとおりです。

選択肢2. 薬の副作用によるふらつきで、転倒を起こすことがある。

設問の通りです。

選択肢3. 介護職員は、服薬介助を行ってはならない。

介護職員も服薬介助は行えます。

選択肢4. 服薬の状況について、お薬手帳により、処方情報を適切に共有することが重要である。

設問の通りです。

選択肢5. 高齢者は腎機能が低下しているため、薬の副作用が減弱することが多い。

高齢者は複数の疾患を抱え、生理的機能も衰弱しているため、薬効や副作用が出現しやすくなります。そのため×。

参考になった数5

02

加齢に伴い、疾病を有する人が増加します。そのため、治療や症状を緩和を目的として薬を内服する方も少なくありません。薬剤の服用に関する注意点を覚えておくと良いでしょう。

選択肢1. 胃ろうから薬剤を注入する際には、錠剤であれば、粉砕や微温湯での溶解をしてよいか確認する。

〇 何らかの理由で経口摂取が困難な方は、胃ろうからの栄養摂取をする人もいます。胃ろうからの栄養を摂っている場合、錠剤のままで注入するとカテーテルの破損や詰まりに繋がります。それを防ぐため、薬剤を粉砕したり微温湯での溶解を行いますが、粉砕・溶解した結果、薬剤の効果が変わってしまう事もあるため、事前に薬剤師などに確認する必要があります。

選択肢2. 薬の副作用によるふらつきで、転倒を起こすことがある。

〇 選択肢の通りです。降圧剤などの副作用にはめまいやふらつきなどがあり、それが転倒に繋がる事もあります。

選択肢3. 介護職員は、服薬介助を行ってはならない。

✕ 介護職員は医師が処方し一包化した薬や、シートで個別に分けられている錠剤などを医師の処方通りに飲ませる介助を行う事は許可されています。但し、薬剤の量を調整する事は認められていません。

選択肢4. 服薬の状況について、お薬手帳により、処方情報を適切に共有することが重要である。

〇 選択肢の通りです。過去の処方情報を適切に共有する事で、その患者への不利益となる処方を防ぐ等の効果が期待できます。

選択肢5. 高齢者は腎機能が低下しているため、薬の副作用が減弱することが多い。

✕ 腎機能が低下すると、水分を十分に排出する事ができなくなり、体内に余分な水分が溜まってしまいます。そのため、薬剤も体外に排出できず体内に溜まってしまうため、副作用が強く出やすくなります。

参考になった数3

03

高齢者は、

加齢に伴い生理的老化が進んでいることが影響し、

複数の症状や病気を抱えやすくなっているため、

服薬の支援が必要な場合があります。


 

選択肢1. 胃ろうから薬剤を注入する際には、錠剤であれば、粉砕や微温湯での溶解をしてよいか確認する。

錠剤には、

錠剤の表面をコーティング剤で包み、

徐々に薬の成分が溶け出すようにしてあるものや、

内服直前に包装から取り出さなければ薬の成分が変化してしまうものなどがあります。

 

そうした錠剤は、粉砕したり、微温等で溶解すると、

適切な効果が得られなくなってしまいますので、

胃ろうから薬剤を注入しなければならない場合は、

事前に確認し、対応を確認しておく必要があります。

 

適切なものを選びますので、

これは正答のひとつであると考えられます。


 

選択肢2. 薬の副作用によるふらつきで、転倒を起こすことがある。

高齢者は内臓機能の低下から、

内服している薬の種類や使用する薬の種類の増加により、

ふらつき、転倒を起こすことがあるといわれています。

 

適切なものを選びますので、

これは正答のひとつであると考えられます。


 

選択肢3. 介護職員は、服薬介助を行ってはならない。

「医師法第17条、歯科医師法第 17条及び保健師助産師看護師法第 31 条の解釈について(その2)」

によると、

容態が安定している場合などに、

介護職員が服薬を介助することができますので、

これは適切ではないと考えられます。


 

選択肢4. 服薬の状況について、お薬手帳により、処方情報を適切に共有することが重要である。

処方された内服薬については、

お薬手帳にまとめられていることが多いため、

受診先が複数ある場合でも処方情報を共有しやすく、

処方の重複を避けることができるなどのメリットがあります。

 

適切なものを選びますので、

これは正答のひとつであると考えられます。


 

選択肢5. 高齢者は腎機能が低下しているため、薬の副作用が減弱することが多い。

高齢者は腎機能が低下しているため、

薬が適切に排泄されず、

副作用を生じやすくなりますので、

これは適切ではないと考えられます。


 

参考になった数0