ケアマネジャー(介護支援専門員) 過去問
令和7年度(第28回)
問33 (保健医療サービスの知識等 問8)

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問題

ケアマネジャー(介護支援専門員)試験 令和7年度(第28回) 問33(保健医療サービスの知識等 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

栄養・食生活について適切なものはどれか。3つ選べ。
  • 体重減少は、低栄養の徴候の一つである。
  • 食事の介護のためのアセスメントでは、摂食動作を確認する。
  • 食事介助では、本人に頭部後屈の姿勢をとらせることが望ましい。
  • 誤嚥性肺炎の予防のためには、口腔ケアが重要である。
  • 薬の服用時間における食間とは、食事中に服用することである。

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この過去問の解説 (3件)

01

選択肢を細かく見ていきましょう。

選択肢1. 体重減少は、低栄養の徴候の一つである。

上記の通りです。

低栄養の項目として①BMI②体重減少③血清アルブミン値④上腕や下腿の周囲長が含まれます。

選択肢2. 食事の介護のためのアセスメントでは、摂食動作を確認する。

上記の通りです。

選択肢3. 食事介助では、本人に頭部後屈の姿勢をとらせることが望ましい。

食事介助では前傾姿勢を保てるようにします。後部後屈にしてしまうと、誤嚥を起こすリスクが上昇します。なので×。

選択肢4. 誤嚥性肺炎の予防のためには、口腔ケアが重要である。

上記の通りです。

選択肢5. 薬の服用時間における食間とは、食事中に服用することである。

食間とは、食事と食事の間、2時間前後を目安としています。なので×。

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02

高齢者の健康を保つためには、適切な栄養状態を維持する事も重要です。安全に食事を摂り、誤嚥性肺炎などの病気を引き起こさないようにするために必要な支援について学んでおくと良いでしょう。

選択肢1. 体重減少は、低栄養の徴候の一つである。

〇 高齢者は身体的・精神的な理由などにより食欲不振を起こし、体重が減少する事があります。その現象は低栄養状態の徴候の一つと言われており、注意すべき観察項目と言えます。

選択肢2. 食事の介護のためのアセスメントでは、摂食動作を確認する。

〇 選択肢の通りです。安全な状態で食事を摂るためには、摂食動作の確認は重要です。その他にも嚥下の状態や、食事量の確認なども、アセスメントを行う上で大切な観察項目となります。

選択肢3. 食事介助では、本人に頭部後屈の姿勢をとらせることが望ましい。

✕ 日本摂食嚥下リハビリテーション学会は、「30度リクライニング位 頸部前屈」が食事を安全に食べるために最も適していると提唱しています。

頸部が後屈すると気道確保の姿勢となってしまい、食物が気管に入りやすくなります。そのため、誤嚥に繋がる危険性が高まります。

選択肢4. 誤嚥性肺炎の予防のためには、口腔ケアが重要である。

〇 誤嚥性肺炎を起こす原因の一つに「口腔内の細菌」が挙げられます。口腔ケアを行い、口腔内の清潔を保つ事が、誤嚥性肺炎を予防する事にも繋がります。

選択肢5. 薬の服用時間における食間とは、食事中に服用することである。

✕ 薬の服用時間における食間とは、食事と食事の間に服用する事を言います。食間とは、食後2~3時間程経過した頃の事を指します。

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03

加齢に伴う生理的老化の進行は、

咀しゃくや嚥下機能の低下など、

栄養・食事にも影響を及ぼします。

 


 

選択肢1. 体重減少は、低栄養の徴候の一つである。

低栄養の徴候には、

体重減少

筋力などの低下、

活気の低下、

易疲労性などがあります。

 

適切なものを選びますので、

これは正答のひとつであると考えられます。 

選択肢2. 食事の介護のためのアセスメントでは、摂食動作を確認する。

食事の介護のためのアセスメントでは、

誤嚥や窒息を予防しながら食事を摂取することができるよう、

摂食動作などを確認する必要があります

 

適切なものを選びますので、

これは正答のひとつであると考えられます。 


 

選択肢3. 食事介助では、本人に頭部後屈の姿勢をとらせることが望ましい。

食事介助の際は、

前かがみであごをやや引いた状態となるよう姿勢を整えます。

 

頭部後屈の姿勢をとると、

気道が開きやすくなるなど、

誤嚥しやすくなりますので、

これは適切ではないと考えられます。


 

選択肢4. 誤嚥性肺炎の予防のためには、口腔ケアが重要である。

誤嚥性肺炎は、

食物や唾液などが誤って気管に入ることから生じる肺炎です。

 

口腔ケアが十分でない場合、

唾液内に肺炎の原因菌がより多くなってしまうため、

誤嚥性肺炎の原因となるといわれており、

その予防のため、

口腔ケアが重要であるといえます。

 

適切なものを選びますので、

これは正答のひとつであると考えられます。 


 

選択肢5. 薬の服用時間における食間とは、食事中に服用することである。

薬の服用時間は、

その効果を最大にするとともに副作用が少なくなるよう、

薬に応じて決められます。

 

食間とは、食事と食事の間のことをいい、

概ね食事の2時間後をさしますので、

これは適切ではないと考えられます。

 

なお、薬の服用時間には、

食事のおよそ20~30分前に飲む「食前」や

食事の後およそ20~30分後に飲む「食後」などがあります。


 

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