ケアマネジャー(介護支援専門員) 過去問
令和6年度(第27回)
問57 (福祉サービスの知識等 問12)

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問題

ケアマネジャー(介護支援専門員)試験 令和6年度(第27回) 問57(福祉サービスの知識等 問12) (訂正依頼・報告はこちら)

指定介護老人福祉施設について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 第三者による施設サービスの質の評価を受けることが、義務付けられている。
  • 身体拘束等の適正化のための対策を検討する委員会を、3か月に1回以上開催しなければならない。
  • 入所者の処遇に支障がない場合、配置される介護支援専門員は非常勤でもよい。
  • 看護職員については、常勤の者を1人以上配置しなければならない。
  • 計画担当介護支援専門員は、特段の事情のない限り、定期的にモニタリングの結果を記録しなければならない。

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この過去問の解説 (2件)

01

指定介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)は、要介護者が長期的に生活するための施設であり、適切なケアと安全管理が求められます。

選択肢1. 第三者による施設サービスの質の評価を受けることが、義務付けられている。

誤りです。

施設サービスの質の向上を目的として、外部の評価を受けることが推奨されていますが、義務ではありません。
多くの施設は、運営の透明性を高めるために自主的に評価を受けていますが、必須ではありません。

選択肢2. 身体拘束等の適正化のための対策を検討する委員会を、3か月に1回以上開催しなければならない。

正しいです。

介護施設では、利用者の安全を守るために身体拘束が必要になることがありますが、安易に行うことは避けなければなりません。
そのため、3か月に1回以上、対策を検討する委員会を開き、身体拘束の必要性や改善策を話し合うことが義務付けられています。

選択肢3. 入所者の処遇に支障がない場合、配置される介護支援専門員は非常勤でもよい。

誤りです。

介護老人福祉施設では、常勤の介護支援専門員(ケアマネージャー)を配置することが求められています。
非常勤での配置は認められていません。

選択肢4. 看護職員については、常勤の者を1人以上配置しなければならない。

正しいです。

施設の入所者が安全に生活できるよう、看護職員は常勤の者を1人以上配置することが義務付けられています。
これは、入所者の健康管理や医療的ケアを適切に行うための基準です。

選択肢5. 計画担当介護支援専門員は、特段の事情のない限り、定期的にモニタリングの結果を記録しなければならない。

正しいです。

介護支援専門員(ケアマネージャー)は、入所者の状況を定期的に確認し、モニタリングの結果を記録することが求められています。
これにより、必要に応じて介護計画を見直し、適切なサービスを提供することができます。

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02

介護保険法に基づく指定介護老人福祉施設の人員、運営及びサービスの質の確保に関する設問です。 
指定介護老人福祉施設は、入所者の能力に応じ自立した日常生活を営むことができるように、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練、療養上の世話等を行う施設です。
(指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準)

選択肢1. 第三者による施設サービスの質の評価を受けることが、義務付けられている。

誤りです。
指定介護老人福祉施設は、自己評価を行う義務があります。
第三者評価については、サービスの質を高めるための取り組みであり、義務ではありませんが推奨されています。
(指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準第十一条)

選択肢2. 身体拘束等の適正化のための対策を検討する委員会を、3か月に1回以上開催しなければならない。

正しいです。
指定介護老人福祉施設では、身体的拘束等の適正化を図るため、その対策を検討する委員会を3か月に1回以上開催し、その結果を職員に周知徹底することが義務付けられています。
(指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準第十一条)
 

選択肢3. 入所者の処遇に支障がない場合、配置される介護支援専門員は非常勤でもよい。

誤りです。
指定介護老人福祉施設に配置される介護支援専門員は、その業務に専ら従事する常勤の者を1人以上配置することが義務付けられています。
入所者の処遇に支障がない場合、当該指定介護老人福祉施設の他の職務に従事することは可能ですが、常勤であることが必須です。
(指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準第二条)

選択肢4. 看護職員については、常勤の者を1人以上配置しなければならない。

正しいです。
指定介護老人福祉施設では、看護職員の配置基準が定められており、原則として常勤の者を1人以上配置しなければなりません。
(指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準第二条)

選択肢5. 計画担当介護支援専門員は、特段の事情のない限り、定期的にモニタリングの結果を記録しなければならない。

正しいです。
介護支援専門員は、施設サービス計画の実施状況について、定期的にモニタリングを行い、その結果を記録として整備し保存する義務があります。 

(指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準第十二条)

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